慢性的睡眠不足は脳に対して、これまで考えられていたよりも長期的な影響を及ぼすおそれがあることがわかったそうです。
慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証 |
マウスを使った実験によると、短時間の睡眠不足状態では、青斑核(LC:locus coeruleus)ニューロンが、エネルギー生成に関わるタンパク質を増やし、ニューロン保護するそうです。しかし、長時間の睡眠不足状態では、LCニューロンの25%が失われました。
今度発売される三池先生の本は、まさに慢性的な睡眠不足に警鐘を鳴らすものですが、こうした脳の損傷がどれほど可逆的なものなのかが気になります。