パーキンソン病の治療の選択肢が豊かになっていることがニュースになっていました。
増加する選択肢パーキンソン病の治療生活の質向上を目指し 医療新世紀 - 47NEWS(よんななニュース) |
様々な選択肢
これまではドパミン製剤を服用して、ドパミンを補充する対処療法が一般的でした。有名なLドーパ製剤に加え、ドパミンアゴニスト、最近では貼り薬が出てきたことはこのブログでも取り上げました。
しかしその治療だけだと、薬が切れた時の、オンーオフ症状が年々悪化することが問題になっていました。
そこで、作用機序が異なるアデノシンの作用を抑制するイストラデフィリンや、自己注射薬のアポモルヒネが登場したと書かれています。
じつはこの自己注射薬のアポモルヒネ、アポカインインジェクターという機器だそうで、昨日パーキンソン病の友人のお見舞いに行ったとき、実物や説明書を見せてもらいました。
1回の効果はi時間ですが、大事なときにオフ症状が表れて動けなくなるのを防ぐレスキュー機器だそうです。
記事には「治療薬が増えてパーキンソン病治療は新しい時代を迎えた。選択肢が増えた分、適切な使い分けが必要になってきた」という医師の言葉が載せられています。
以前にこのブログで、パーキンソン病の歴史とCFSの歴史を比べたことがありましたが、CFSも、もう少しして治療薬が出てきたなら、日に日に治療方法も進歩していくに違いありません。
【4/15】神経科疾患の歴史に考えるCFSのこれから| いつも空が見えるから |