「約束の地」という有名な言葉には、あこがれの場所という意味があるそうです。
わたしがぜひ行ってみたいあこがれの場所の雰囲気を描いてみました。
この風景画は、わたしが憧れる絵師の方の技法をちょっと用いて、白色を効果的に用いています。ところどころ、白色のキラキラも飛ばしました。
最初雲はふつうの色で塗っていたのですが、味気なかったので、いつもの虹色にしました。すると、雲の色が素敵だと言ってくださる方が多かったです。わたあめのようなおいしそうな雲を描くことができました。
ところで、この機会に、CFSのわたしが絵を描くことの意味について描きたいと思います。
CFSのわたしと絵を描くこと
わたしはもともと、本格的に絵を描き始めたのはCFSになってからです。しかし年間数枚しか描かず、上達もしませんでした。
しかし、CFS10年目を迎えて、もっと自分の残された体力を、自分のしたいことのために用いてもいいんだ、ということに気づきました。わたしは、もっと意味のあることをしたいと思いました。
それで、今までゲームで気晴らししていた時間を、絵を描くことにあてることにしました。
絵を描くというのはすばらしい趣味です。
創作性
まず創作性の幅という点で優れています。これが第一のポイントです。
小説や音楽や彫刻も楽しいですが、絵は、それ以上に、あらゆるものを形にすることができます。行きたい場所やりたいこと、CFSの自分には叶えられない夢、すべてを描き出すことができます。
わたしはもともと小説を描いていましたし、創作音楽もやりたかったのですが、やはり絵が一番だと考えました。
もちろん、創作性の点で最も可能性があるのは、絵ではなく、動画だと思います。単なる絵ではなく、動きを加えたアニメーションなら、世界を表現できます。しかし、個人で動画を作っても周りの人に見てもらえることは少ないでしょう。
閲覧性
絵は、閲覧し共感してもらえる点で優れている、これが第二のポイントです。
自作の音楽を作っても、ふだんの人間関係の中で聞いてもらえることはまれです。小説を書いても、読んでくれる人などいません。芸術作品を作っても、家に来た人にしか見せられません。
絵は違います。手軽にメッセージを入れて印刷して、いろんな人に見せることができます。内容にもよりますが、今わたしが描いている絵は、喜んでもらってくれる人が多いです。音楽や小説と違って、相手に鑑賞する手間をほとんどとらせないので気軽です。
そのように、絵を見てもらい、喜んでもらえて、さらにはもらってもらえると、CFSのわたしにとってはとても励みになります。それで、今のわたしにとって、絵を描くという趣味は最もすばらしいものです。
しかし、絵を描くという趣味には大きな弱点もあって…それはどの趣味も同じかもしれませんが、時間がかかります。わたしは込み入った作品を描かないので、一作一作に何日もかかったりしませんが、それでも時間がいくらあっても足りません。
幸い、今の私には、CFSであるがゆえに、絵を描く時間があります。わたしは自分の今の状況をリフレーミングして考えることにしました。CFSだから辛い、と思っていたのを切り替えて、CFSだからこそ大好きな絵が描ける、と思うことにしたのです。
お知らせ。このブログについて。| いつも空が見えるから |
だから、わたしは今、絵を描いています。
わたしは絵がうまいほうでもなければ、流行の絵を描きたいと思うような性格でもありません。自分の描きたいものを、自分なりの精一杯のタッチで描いているだけですが、時間の許す限り、絵を描くという趣味は続けていきたいです。