横浜市立大学大学院医学研究科の高橋琢哉教授の研究グループによると、トラウマ(心的外傷)形成にアセチルコリンが関係していることがわかったそうです。
恐怖体験によってアセチルコリン分泌が増加し、脳内で記憶の形成に重要な役割を果たすタンパク質(AMPA受容体)の移行を仲介しているとされています。
「心の傷」解明へ前進、市大大学院研究グループが仲介物質を特定/横浜:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社 |
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小児CFSの学習・記憶機能障害ではアセチルコリンが減っていると言われていましたから、その反対で、強く記憶が刻まれてしまうということでしょうか。
高橋琢哉教授は、前のニュース【9/30】脳の可塑性と精神疾患でも、心の問題を可視化したいという点について話しておられました。