明るい光を浴びながら運動すると、体内時計が正しく調節されるのが早くなるという研究結果がありました。時計遺伝子の研究で有名な北海道大学の本間研一教授らの研究です。
実験は、通常の睡眠時間帯を 8 時間前進させる時差飛行の状態を作り出して行われたそうです。15名全員に高照度光療法を施しましたが、うち7名には自転車エルゴメーターを15分間こいで15分休むのを2時間繰り返させました。
すると高照度光療法だけのグループより、運動も行なったグループのほうが、体内時計が目的地の時刻に素早くリセットされたそうです。特に時差ぼけによる不眠を防ぐそうです。
これからの高照度光療法は運動もセットで行われるかもしれませんね。