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Channel: いつも空が見えるから
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希望のラッパを吹き鳴らそう Let‘s blow the trumpets of hope!

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希望のラッパを吹き鳴らそう!

くじけて落ち込むことがある
明日が見えない夜もある

肩を落としてしょげるとき
希望のラッパを吹き鳴らそう

喜びこもったメロディーに
ねこも踊ってタンバリン

リズムに乗って歌うなら
明るい虹があふれだす

もっともっと高らかに
希望のラッパを吹き鳴らそう

希望のラッパを吹き鳴らそう

明るい虹が溢れ出すイラスト「希望のラッパを吹き鳴らそう」を描きました。

この絵も、前の「ワニのほのちゃん」と同じく、ラフスケッチの段階ではイメージが曖昧でした。しかし完成してみると、メッセージカードなどで使いやすい、とても楽しい絵になったと思います。

もともと中核にあったアイデアは、ラッパを吹く様子を描きたいというものでした。今まで描いたことのない楽器なので新鮮でした。そこへ、ゾウを追加して、虹の流れを描いたところまでがラフスケッチ。海洋生物や花やタンバリンはその後に追加しました。ゾウの足は意外と関節の位置を描くのが難しく勉強になりました。

この絵には、わたしらしいという意見をたくさんいただきました。タコ・イカ・カニ・シャチが食べちゃいたいぐらい可愛いとか、シャチって食べれるのかとか、マカロンカラーがとてもおいしそうとか…。個人的に「おいしそう」と言われる絵は良い絵だと思っています。

また、自分の発想でこの絵を描き上げたことをほめてくださる方もいました。おだやかであたたかい世界観だと言ってもらえました。

とても絵のうまい人から、「ブレない個性と、夢や希望を含めた発想は素晴らしい」と言われたのは特に嬉しかったです。

あふれだす希望をこめて

最近は体調が悪いので、とても苦しいことがよくあります。

先月10日ごろに、風邪やアレルギーのような症状がひどくなって、どこにいてもくしゃみがでたり花粉症のような頭重感と熱っぽい感じがあるのですが、まったく治る気配がありません。CFSでは風邪を引くと治りにくいのですが、今回は特に長引いていて不思議に思います。

CFSで風邪気味になると、辛いことが2つあります。ひとつはもとある症状にさらに苦痛が加わること、もうひとつは風邪がようやく治っても、やはりしんどいままであるためがっかりすることです。本当にいいことがありません。

最近はブログを全然書けていませんが、1年半前から悪化しているNon24や失読症の症状があまり思わしくないというのがあります。Non24は薬で抑えていますが、その薬にも副作用があるのです。脳の情報処理能力が低下しているので、複雑な作業をこなすことができません。唯一苦痛がほとんどなくできるのが絵を描くことなのです。

でも、逆に考えれば、こうして絵を描けるというのは、とても幸せなことです。何度も書いていることですが、もし体調が悪化しなければ、わたしが絵を描くことはなかったでしょう。この機会を本当に大切にしたいと思います。

絵と詩を描くようになって、自分の世界が広がりました。わたしはもともと子供の頃に絵と詩をかいていたのですが、学校が忙しくなり、そのままCFSを発症したので、かくことはほとんどなくなっていました。

それが今になって再び絵と詩をかくようになり、昔の自分を取り戻したように思います。学校の勉強や病気という圧力にさらされて、ずっと成長を阻まれていた、本当の自分を見つけたように感じます。だから、今は苦しい状況にあるとはいえ、とても嬉しいです。

今回の絵を見て、「こういう絵が描けるって、YuKiさんの心が澄んでいる証・・・やっぱり絵って技術じゃなく、心なんだと実感する」と言ってくださった方がいました。恥ずかしくなるような言葉ですが、とても嬉しいです。まさに楽しいと思って描いているので、それが反映されているのだと思います。

これからもあふれだす希望を込めて、絵を描いていきたいと思います。

ギャラリーはこちらです


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