はるかな空の下の下
はてなき海の底の底みんなで遊びにきてごらん
ぼくらのピアノ演奏会年に一度のこの音色
海の仲間はおおはしゃぎ奏でたメロディ虹になり
空の空まで届くんだ今日はピアノコンサート
きみもいっしょに歌おうよ
海底ピアノコンサート
海の底の楽しいピアノ演奏会「海底ピアノコンサート」を描きました。しばらく前に、知り合いがピアノの話をしているのを見て、そうだ、ピアノという題材もいいな―と思って、大好きな海の中と組み合わせてみました。
色数を少なくして、青一色の神秘的なイラストもいいなーと思っていたのですが、実際に描いてみると、虹色を含め、色鮮やかな絵になりました。いつもどおり。
この絵を見て、複数の人から「ピアノ弾けるの?」と聞かれましたが、残念ながら弾けません。子供の頃は、音楽会といえば、カスタネットかトライアングル専門でした。もちろん打楽器もうまいというわけではなく、音楽会は嫌いでした…。
しかし病気になってからウクレレを練習してコード弾きはできるようになりました。おかげで、友だちと歌うときには伴奏担当ができます。
あまり楽器は得意ではない…というよりほとほと音楽的な才能がないと思うのですが、楽器を描くのは大好きです。わたしの絵はどうぶつと楽器の出てくる割合が高いです。その2つを適当に描くだけでも楽しげな絵になります。
マンタを描いたのはこれで3度目です。マンタは存在そのものがメルヘンなので描いていて楽しいです。
不規則型睡眠覚醒症候群
ところで、最近の近況ですが…不規則型睡眠覚醒症候群になってしまっています。今月に入ってからの睡眠リズムは↓のような具合です。
不摂生からこんな睡眠時間になっているわけではありません。たとえば夜遅く光に当たるなどの環境要素の強い概日リズム睡眠障害ではここまでひどくなりません。不規則型は幼いころから睡眠覚醒のリズムが十分に確立していない人に見られると言われますが… わたしの主治医によると、わたしの概日リズム睡眠障害は、外因性ではなく内因性です。
わたしはもともと、睡眠相後退型と非24時間型と不規則型の混合と言われています。こうしてさまざまなタイプに移行したりするのはよくあることだそうで、今は一番ひどい不規則型が顕著に出ているようです。なぜこうなったのか理由はわかりませんが、飲んでいた薬のカタプレスが不要と思ってやめてしまったことが一因ではないかと推測しています。
睡眠時間がばらばらだからといって、よく眠れないかと言われるとそうではなく、寝ている間は相変わらずとても幸せで、比較的ぐっすり寝ていると思います。
問題となるのは、いつ起きて、いつ寝れるのか、まったく検討もつかないということで、予定が立てられません。この前も友だちに午後電話で話そうと言われて、「無事起きれたら連絡するね」という始末でした。
では無理やり朝早く起きたり、頑張って夜まで起きていたりして、力技で睡眠リズムを修正すればいい、という人もいるかもしれません。しかし、そう簡単な話ではありません。無理に睡眠リズムを変えようとすると、その反動で余計に混乱することが多いからです。ダイエットのリバウンドのようなものです。
おそらくは脳内の化学物質のバランスが関係しているので、元の薬に戻して様子を見るしかないと思います。薬以外にこれといった対処法はないのです。
わたしが不思議に思っているのは、概日リズム睡眠障害に関する文献やインターネットの情報が意外なほど少ないことです。たぶんCFSの情報より少ないと思います。取り上げているサイトは多いかもしれませんが、どれもテンプレート的な解説のもので、役に立つ情報はほとんどありません。
いわゆる、健康な人が、夏休みなどで睡眠リズムを乱した場合の一過性、外因性の概日リズム睡眠障害についての記述は多いのですが、非24時間型や不規則型についての記述はほとんど見ません。非24時間型についてはうちのサイトの説明が一番詳しいと思えるほどで…。
前に書いたように、同じCFS患者でも、概日リズム睡眠障害を抱えていない人とはあまり話が合わなかったりもします。この病気に悩んでいる人は少ないのでしょうか…。もしそうなら、当事者が感想を残しておくことは大切だと思うので、こうしてときどきはブログに含めたいと思います。断片的に書いたものは、のちのち一つのエントリにまとめるかもしれません。