睡眠不足になると「適切な判断と決断をつかさどる領域で脳活動が低下し、同時に報酬に関連する領域で脳活動が増大する」ことがMRIで確かめられたそうです。
この研究は、睡眠不足と太ることの関連性を検証したもので、以下のようなことが分かったとされています。
■脳皮質の食欲と満腹感を評価する領域の脳活動が低下
■渇望に関連する脳の領域の脳活動が上昇
■睡眠不足の被験者は高カロリー食品により強い食欲を感じる
これは、適切な判断や決断ができなくなり、欲求が強くなる、ということを表しています。食欲に限らず、誘惑に弱くセルフコントロールに問題のある人は、自分に必要な睡眠時間を計算し、不足しないように気をつけると良いのかもしれません。