朝型と夜型は体質(遺伝)が半分、生活習慣(環境)が半分であり、どちらにもそれぞれメリットとデメリットがあるという記事がありました。日本大の内山先生のコメントが載っています。
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現代社会では、朝型の人が優遇されがちですが、それは、学校や会社の始業時間が決まっていることによります。学校のテストも朝に行われるため朝型の人のほうが成績がよいそうです。
夜型の人は、社会の時間に合わせようとすると睡眠不足になりやすく、うつ病のリスクも二倍になるなどデメリットも多いようです。
しかし、知能テストの空間認識能力や言語能力は、逆に、夜型の方が高く、昼夜交代勤務では、夜型の方が柔軟に時間の変化に対応でき、眠くならずに作業ができるそうです。
以前概日リズム睡眠障害の研究でも名前をお見かけした日本大学附属板橋病院の内山真先生によると、双子の研究から、遺伝半分、環境半分だとわかっているそうです。
日付が変わるころに元気になったりして、かなり夜型だと思われるわたしの感覚からしても、もとも夜のほうが調子がよい体質(遺伝。家族も同じ傾向がある)があり、さらに夜の光(環境)に過敏に反応して体内時計がズレやすい部分と連動しているように思います。
国立精神・神経医療研究センターの北村真吾さんは「今の社会では朝型が正しいとされがちだが、すべての人に朝型を求めると無理もでる。自分の特徴を知って、パフォーマンスを最大にするよう、時間の使い方を工夫することが大切」と話していますが、夜型のメリットをうまく活かせるようになりたいです。
内山先生はドクターズガイドでも紹介されていました。
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夜型と朝型については以下の書評もご覧ください。
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