睡眠障害を治療するとうつ病が治りやすくなるという記事が出ていました。
うつ病を治すカギは、睡眠にあり | The New York Times | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト |
スタンフォード大学のパイロット研究で、不眠症の治療を加えることで、うつ病の治癒率が急上昇することが、明らかになったことが発端だそうです。
その後もカナダ・トロントのライアソン大学の研究によると、8週間の会話療法と薬物療法により睡眠障害が治ったうつ病患者のうち、87%でうつの症状も消えたと書かれています。
この会話療法は不眠症の認知行動療法のことのようです。以前に三島和夫先生が書いておられた、眠くないときはベッドまわりにいないというものです。
これまで睡眠障害はうつ症状の一種だと思われていましたが、逆に不眠症がうつ症状を引き起こしていることも多いと書かれています。