夕焼け彩る城下町
店をたたんで帰る人窓に明かりが灯り出し
どこか寂しい風が吹く夢中で楽しんでいたけれど
ふと思い出すお母さん
お父さんの顔浮かぶぼくらもそろそろ帰らなきゃ
そろそろ家に帰らなきゃ…
そろそろ家に帰らなきゃね…
今まで、絵を描いていたコミュニティを一度お休みすることにしたので、双子とねこには一度家に帰ってもらうことにしました。
この絵は、その続き物イラストの一枚目です。
夕焼けの城下町で、ふと家に帰るのを思い出すお二人&にゃんこさんです。
城下町を描いたのは、雲くじらの見える城下町以来二回目です。
どこかの国の風景ですか?と言われましたが、完全に空想だけで描いたオリジナルです。だから元になった写真などはありません。
ヨーロッパの風景だとすると、このお城は教会っぽいですが、どこの風景でもないので、純粋なお城として描きました。教会ではありません。
夕焼けのイラストを描いたのは、そんなに多くありません。絵になるモチーフではありますが、夕焼けを描いてしまうと色合いが限定されてしまう気がして、あまり好きではなかったのです。
工業都市の夕焼けは、大気が汚染されているので、光の拡散が激しく、ふつうより赤みが強調されます。それに対し、汚染されていない空気のもとでは、黄色や橙色の光も混ざるので、美しいグラデーションになります。
夕焼け空は、今の都市より、昔の素朴な城下町のほうが美しかったのではないかなーと思います。
ギャラリーはこちらです。見やすく一新しました。