魔法のブランコこぎだせば
世界は丸くつながって
どこまでだって歩いていける空に大きな水たまり
逆さにそびえるあのお城
虹のリボンに手が届くぼくらが子どもだったころ
ずっとむかしの思い出さ
子どものころにブランコに乗った感覚を絵にしてみました。ブランコに揺られると、まわりの世界がぐるりと丸くつながったように見えたものです。
見た人からは、ハイジのブランコを思い出したとか、今流行りの反重力だとか言われました。ハイジのブランコは相当有名なのですね。
空が水たまりのようだということを表すために、なんとなくジンベエザメを描きました。
わたしは知らなかったのですが、ちょうど、海遊館の遊ちゃん天ちゃんが亡くなってニュースになっているころでした。
野生では100年生きると言われるジンベエザメ。まだ二匹とも子どもだっただけに残念でなりません。
今回のイラストも新しい塗り方を試してみました。水彩風を目指して薄く色を重ねる塗り方です。実際には水彩のようにぼかしやにじみがないので、なんちゃってですが、色合いは工夫しました。パステルな色合いに気づいてくださった方が多かったです。
便宜上、この塗り方はマカロン塗りと呼ぶことになりました。笑(前の投稿参照)
厚塗りとマカロン塗りでは過程がだいぶ異なりますが、個人的にはマカロン塗りで出せる淡い色が気に入っています。しばらくはこの塗り方でがんばってみたいと思います。