携帯情報端末を過度に利用することに起因すると思われる概日リズム睡眠障害が疑われるケースが、幼児にも見られているそうです。脳機能の発達を妨げる可能性があるとして、警鐘が鳴らされています。
乳幼児とスマートフォン等携帯情報端末との関係についての緊急提言 過剰使用が乳幼児の健やかな成長を妨げる恐れ - Ketchapp!スマホニュース
近年の研究結果から、入眠時間のバラつきや慢性的な睡眠不足が引き起こす重大な問題として、脳の生活リズムを刻む時計が左右バラバラになること、更には、この生体時計のばらつきが概日リズム睡眠障害を引き起こし、脳の発達のバランスを崩し、発達障害と同じような症状が現れ、その後の学校社会生活への適応を難しくする素質の一因となることが分かってきました。
アートチャイルドケア株式会社では、三池 輝久・小西 行郎両専門医の指導の下で3年前から「睡眠と生活リズム改善運動」に取り組んでいるそうです。
概日リズム睡眠障害が乳幼児にまで及んでいるというのは憂慮すべきことだと思います。その後の人生の睡眠リズムや脳機能の発達にも影響を及ぼすのであれば、事態は深刻です。