子どもの睡眠の研究をされていた瀬川小児神経学クリニックの瀬川昌也先生が亡くなりました。
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瀬川先生は、子どもの睡眠の研究の草分け的な存在と言われ、2005年のNHKクローズアップ現代「子どもの睡眠が危ない」では、三池輝久先生とともに、子どもの生活の夜型化に警鐘を鳴らしておられました。
また小泉英明先生が統括された研究開発プログラム「脳科学と教育」(研究開発期間 平成13年度~平成21年度)にも参加しておられ、 書籍脳科学と学習・教育で、「育児と教育の臨界齢」に関する研究成果の一部を読むことができます。この本については、このブログでも取り上げています。
科学技術振興機構のホームページには説明動画もありました。
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自閉症や発達障害についての発言には異論も多くあったようですが、その分野に関する専門家の意見は未だにまとまっておらず、確かなことはわかっていないので、今後の研究を待つ必要がありそうです。
先駆者としてのご活躍、お疲れ様でした。