線維筋痛症と闘う大阪府守口市の山中裕介さんが枚方市西禁野の「Cafe Cajjo(カジョ)」で1/30-2/4に個展を開いているそうです。
山中さんは5年ほど前に線維筋痛症になり、「体の中から、エイリアンが出てきそうな」激痛もありました。今は駅前に立って、病気の特徴について説明したり、ほかの患者たちと病気の実態をアピールする団体を設立したりされているそうです。
小学生の頃から絵が好きだったそうで、「痛みを我慢しながら布団の上で仕上げた」作品だと述べておられます。模造紙に油性ペンやボールペンで描いておられ、激痛や孤立感を描いた12点を展示されているそうです。(ニュース記事本文には、山中さんと絵の写真が載っています)。
絵は病気をテーマにしたもので、タイトル「可視化」は、足の痛みをこらえ、つえをつく自分の背中を中心に、7色を使って耐え難い痛みに襲われ、孤独感にさいなまれる様子を表現したと書かれています。
わたしも病気の中で絵を描いているので、応援したくなるニュースでした。絵によって見えない痛みを可視化するというのは、興味深い取り組みですね。