Quantcast
Channel: いつも空が見えるから
Viewing all articles
Browse latest Browse all 727

実態調査の結果、慢性疲労症候群の30%が寝たきり、75%が強い痛み

$
0
0

性疲労症候群の実態調査のの結果がNHKで報道されていました。別の報道機関のニュースも見つけたら追記したいと思います。

慢性疲労症候群 患者の3割が寝たきり NHKニュース
▼関連ニュース

 

この調査は、昨年実施された厚生労働省の研究班、聖マリアンナ医科大学大学院難病治療研究センターの遊道和雄教授のグループによるもので、全国の11歳から84歳までの患者251人のデータが集まりました。

その結果、以下のようなことがわかったといいます。

■30%が寝たきりで、家から出ることができない重い状態。
■75%が、眠れないほどの激しい痛みや強い痛みを感じている。
■63%が痛みの影響で眠りが浅い状態。
■就学時に発症した患者の57%が通学を続けられない。

まず、かねてから1/4ほどと言われていた重症の寝たきりの患者は、30%という数字が出て、1/4より少し多めとなっています。

意外だったのは、75%もの人が強い痛みを感じているという点。線維筋痛症との合併例がかなり多いということなのでしょうか。

最少年齢が11歳で、就学時に発症した患者のことが触れられている点からすると、小児期発症の慢性疲労症候群患者のデータも含まれているようです。そのうち半数以上が不登校になっていることがわかります。

最高齢が84歳というのは、驚きましたし、相当辛い日常を送っておられるのではないかと感じました。

ちなみに、この実態調査の251人のデータには、わたしも参加しています。もともと100人を目指しているとのことでしたが、ずいぶん集まったようですね。

【8/20】ME/CFSの実態調査 100人以上の参加が必要 | いつも空が見えるから

Viewing all articles
Browse latest Browse all 727

Trending Articles