慢性疲労症候群への理解を広げるため、一日に動くことができるわずかな時間を活用して活動しておられる、岐阜県可児市の塚本明里さんについて書かれています。
慢性疲労症候群へ理解求める : 中部発 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) |
塚本さんの症状の重さについてはこう書かれています。
頭を起こすと血が下がって気を失うため、立っていられるのは15分程度。1日3時間の活動時間を生み出すため、背中や首に40本の痛み止めを打ち、約40錠の薬を飲む必要がある。
それでも、この病気は「精神的な問題」といわれるほど偏見が根強く、厚生労働省研究班の倉恒弘彦教授はこう述べています。
「CFSは『詐病』『ただの疲れ』などと誤解されがちだが、免疫系や代謝系などの異常が複雑に絡み合った状態であることが解明されている
塚本さんは、このような偏見を取り除きたいと感じ、わずかな体力を費やして活動しておられるそうです。わたしは一番ひどいときでも塚本さんほど体調が悪くなったことはないので、その苦痛はただ想像するしかありませんが、がんばっておられる姿には本当に励まされます。
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▼笑顔の花びら集めたい
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