Quantcast
Channel: いつも空が見えるから
Browsing all 727 articles
Browse latest View live

Image may be NSFW.
Clik here to view.

無自覚の「潜在的睡眠不足」(PSD)が内分泌・代謝機能に慢性的な影響―子どもの疲労と関係する調査も

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)の北村真吾先生、三島和夫先生らのグループによる研究で、多くの人が自覚できない睡眠不足を抱えていて、糖代謝、細胞代謝、ストレス応答など内分泌機能が影響を受けていることがわかりました。 『潜在的睡眠不足』の解消が内分泌機能改善につながることを明らかに | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

「ぼくが消えないうちに」―忘れられた空想の友だちが大切な友情を取り戻す物語

「あのね、こういうわけ。すっごく想像力が豊かな子どもたちが、頭のなかであたしたちを夢見るの。 そして、あんたやあたしが生まれ、その子と大の仲良しになり、なにもかもとってもすてきで、うまくいく。 でも、子どもたちは大きくなるにつれて、そんなことには興味がなくなり、やがてあたしたちは忘れられてしまう。 そしたら、あたしたちはどんどん薄くなって、消えてしまうの」(p137)...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

小児慢性疲労症候群(CCFS)は報酬系の感受性が低下している―ドーパミン系の治療法が有効?

理化学研究所の渡辺恭良先生、大阪市立大の水野敬先生、熊本大学の上土井貴子先生らの研究グループにより、小児慢性疲労症候群(CCFS)の子どもの脳において、線条体に関係する報酬系の感受性が低下していることが明らかになりました。 これは、注意欠如多動症(ADHD)の子どもの脳の活動とよく似ていて、ドーパミン神経系を標的とした投薬が効果を示す可能性があるとのことです。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

2016年3月に改定されたME/CFS診断基準、最近の研究でわかった7つのこと

慢性疲労症候群(CFS)の研究班のウェブサイトで、最新の研究総括が掲載されていました。 日本医療研究開発機構(AMED)障害者対策総合研究開発事業 神経・筋疾患分野「慢性疲労症候群に対する治療法の開発と治療ガイドラインの作成」研究班 ホームページ   平成25-27年度「慢性疲労症候群の病因病態の解明と画期的診断・治療法の開発」研究班...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

「トマティス効果」―なぜ高周波音が聞こえてしまう人は感情がこまやかなのか

あなたは、他の人が気に留めない耳障りな音が聞こえて悩まされることがありますか? ここでいう耳障りな音とは、耳鳴りのことではありません。耳鳴りを抱える人も持続的な音に悩まされますが、それとは別に、大半の人が気に留めない高周波音が聞こえてしまう人がいます。 この現象は、モスキート音としても知られていますし、電化製品の場合は、一種のコイル鳴きとみなせるかもしれません。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

時間知覚の問題としてのディスレクシア―脳のタイミング処理と読み書きの意外なつながり

次に取り上げる研究者たちは、識字障害(ディスレクシア)などの障害の根底に時間計測の能力の欠如があるのではないかという仮説を確かめようとしている。 それが確かめられれぱ、エリナーのような人が経験してる、時間との独特な関係を説明することができる。エリナーはいつも遅刻をしてくるのだが、それは彼女の時間経過についての感覚が正確ではなかったからだ。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

HSPの人が持つ「差次感受性」―違いに目ざとく脳の可塑性を引き出す力

ある回で、こんな相談が来た。 「私の車のヘッドライトが2つとも同時に壊れたんだ。ディーラーの店に持っていったんだが、電球を2つ交換すればいいだけだって、整備士は言うんだよ。 そんな馬鹿なことがあるか? 電球が2つとも同時に壊れるなんて、偶然にしちゃできすぎだろ?」 それを聞いてトムは即答した。「ああ、そりゃ有名なウェーバー=フェヒナーの法則だ!」。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

【1/10】柴山雅俊先生の新刊「解離の舞台 症状構造と治療」が発売予定

このブログの解離関係の記事で大いに参考にさせていただいている、解離性障害の専門家、柴山雅俊先生による解離の解説書の新刊解離の舞台―症状構造と治療が、来2017年1月10日に金剛出版から発売されるようです。 内容紹介は以下の通り。 解離の舞台 症状構造と治療/柴山 雅俊 - 紙の本:honto本の通販ストア...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

自閉スペクトラム症(ASD)の人は相手の「行動」で良し悪しを判断―先入観なくフェアという長所も

京都大学の米田英嗣特定准教授らの研究によると、自閉スペクトラム症(ASD)の小中学生は、良い人か悪い人かを判断するとき、「人となり」よりも「行動」に注目する傾向があることがわかったそうです。 悪い子の良い行動から何を読み取るか?自閉スペクトラム症を持つ小学生・中学生の善悪判断│京都大学 研究成果 「人格」より「行動」で善悪判断 自閉スペクトラム症の子 : 京都新聞...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

「あいまい性耐性」―逆境のもとで新しい価値観を見つけ自分の人生を歩み出す力

あんまり現実というものが苦しいので、絶えず瞑想のうちに逃れていたが、これはどうやら無駄なことではなかったらしい。 今、僕は以前思っても見なかった望みや希(ねが)いを持っています。(p255) これは、生きるための哲学 (河出文庫)という本に引用されている、ロシアの文豪ドストエフスキーの言葉です。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

「ベンゾジアゼピン眼症」とは―睡眠薬・抗不安薬で生じる薬剤性の目の疲れ、まぶしさ、まぶたのけいれんなど

■痛みや疲れで目を開けていられない ■家の中でもまぶしい、明るすぎる ■いつも目が乾いてまばたきが多い ■まぶたがピクピクする こうしたさまざまな目の不調を訴えて眼科を受診する人たちの症状が、睡眠薬や抗不安薬の副作用によって引き起こされている場合がある、というニュースがありました。 目に強い痛みと眩しさ…安定剤、睡眠導入薬で副作用 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

視力検査でわからない3つの視機能異常とは?―発達障害やディスレクシアに多い「見る力」の弱さ

見え方に問題があると言うと、近視や乱視、または老眼などによる視力低下が思い浮かぶ。 目は必要に応じて動き、色や形、物の動きや位置をとらえることは、あたり前だと私たちは思い込み、視力以外見え方の問題の存在について考えることはほとんどない。(p9) 「見る力」が弱い、と言うと、多くの人が思い浮かべるのは、視力が弱いという意味かもしれません。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

抑うつ感や自殺念慮・罪悪感には、それぞれ血液中の異なる物質が関与している(九州大学の研究)

九州大学などの共同研究グループが、うつ病・躁うつ病の患者の血液を解析して、抑うつ感や、罪悪感、自殺念慮など、症状ごとに異なる代謝物が関係していることを発見したというニュースがありました。 うつ病の重症度、および「死にたい気持ち(自殺念慮)」に関連する血中代謝物を同定 ~うつ病の客観的診断法開発への応用に期待~ | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

PTSDは「心の傷」ではなく脳の炎症を伴う病気―トラウマ記憶の治療法をめぐる最近の研究

PTSD(心的外傷後ストレス障害)に対して、新たな薬物療法のアプローチが開発されているというニュースが、ここ数ヶ月の間に何度か報道されていました。 2016年8月のニュースでは、トラウマ記憶を短期間思い出させたあと、海馬の神経新生を刺激する薬物であるメマンチンを用いることで、記憶を修正できる可能性があるということ。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

頭痛で学校に行けない子どもの脳脊髄液減少症―よく似た起立性調節障害(OD)と区別するポイントとは?

元気であったわが子が、ある日を境として頭痛を訴えるようになった。次第に、めまいや疲れなども訴えるようになった。朝が起きづらく、無気力に見える。微熱があることもあり、家の中でダラダラ横になってばかりで学校を休みがちとなった。 複数の病院、診療科で診察・検査を受けたが、「異常なし」、あるいは「風邪」「片頭痛」「頚部捻挫」「自立神経失調症」「起立性調節障害」「うつ病」「身体表現性障害」等の診断を受けた。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

身体に刻まれた「発達性トラウマ」―幾多の診断名に覆い隠された真実を暴く

こうした患者たちは、精神医療を受けている間に、互いに関連のない診断を五つか六つ受けるのが普通だ。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

【1/27】自閉症スペクトラム(ASD)の女性による自伝的小説が発売。2/9まで第一巻無料配信

自閉症スペクトラム障害(ASD)[アスペルガー症候群]の天咲心良さんによる、これまでの経験を振り返って綴った自伝風小説、COCORA 自閉症を生きた少女 1 小学校 篇とCOCORA 自閉症を生きた少女 2 思春期 篇が、今日1/27に出版されました。 自閉症スペクトラム~発達障害の当事者による「壮絶な告白」(天咲 心良) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

「解離型自閉症スペクトラム障害」の7つの特徴―究極の少数派としての居場所のなさ

精神科臨床では、自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder:ASD)と診断される患者のなかに解離症状を併せ持つ一群がいることは知られている。 ここではそういった病態を、「解離型自閉症スペクトラム障害(解離型ASD)と呼んでおく」。(p192) これは、先週 発売された解離の舞台―症状構造と治療の中で、解離性障害の専門家である、柴山雅俊先生が述べている言葉です。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

鏡が怖い,映っているのが自分とは思えない―解離性障害は「脳の地図」の喪失だった

鏡が怖い…。 あなたは日常生活の中で、そのように感じることがありますか? 「鏡が怖い」というのは、ある程度、一般の人たちに普遍的にみられる感情です。鏡の中を覗き込めば、本当はいないはずの何かが映っている、といったシーンはホラー映画の定番ですし、ファンタジーな物語では鏡が異世界への扉になることがよくあります。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

友田明美先生のTED「愛着―親と子のためのガイド」視聴メモ

子どものの愛着障害や虐待の専門家である、福井大学の友田明美先生によるTEDが昨2016年末に公開されていました。長さは14分半ほどで、日本語で話されています。 以下は動画の解説文の日本語訳です。 友田明美さんは、虐待を受けた子供の小児科医であり、虐待された子供の脳機能への影響を研究する研究者です。...

View Article
Browsing all 727 articles
Browse latest View live