不登校にも役立つ『「うつ?」と思ったら副腎疲労を疑いなさい』
うつと間違われやすく、日本の医者の9割が知らない症状「副腎疲労」(アドレナル・ファティーグ)。 副腎が疲労し、適切なコルチゾールが分泌できなくなると、だるさや無気力などの不調が起こりやすい。 副腎疲労に関する2014年11月に発行された最新書籍「うつ?」と思ったら副腎疲労を疑いなさい 9割の医者が知らないストレス社会の新病 (SB新書)をやっと読みました。...
View Article創造的な人は心の断崖のふちに立っている―「天才の脳科学」
創造性の低い人々は、親や教師や宗教上の指導者など上から言われたことに従い、条件に応じた反応が素早くできるが、創造的な人々はもっと流動的な混沌とした世界に住んでいる。 創造性の高い人は、他人の目からは変わっていたり奇妙だったりすることがあるだろう。あまり開けたままで生きているというのは、崖っぷちに生きているようなものだ。...
View Article【2/4】安住の地が得られない電磁波過敏症
電磁波過敏症(ES)についてのニュースがありました。以前にも取り上げた ウェストバージニア州のグリーンバンクに移住した人たちの話の続きです。 【ウイークリーワールド】「電磁波過敏症」の人々が次々移住 「地上で最も静かな町」を悩ませる“電波喧噪”(1/3ページ) - 産経ニュース...
View Article【2/4】線維筋痛症の新薬ミロガバリンのALDAY試験が欧米で進行中
第一三共株式会社のプレスリリースに、前に取り上げたミロガバリン(mirogabalin)について書かれていました。 第一三共、新規経口α2δリガンド「ミロガバリン」のアジアでの第3相臨床試験を開始│日経プレスリリース ミロガバリンは新規経口α2δリガンドという種類の薬で、疼痛にかかわる神経伝達物質の過剰な放出を抑制し、鎮痛作用を発揮すると考えられています。...
View Article【2/4】うつ病を血中DNAで判断できる?
徳島大の大森哲郎教授らの研究グループが、血液中の遺伝子のメチル化反応を分析して、うつ病を判断できる技術を開発したそうです。 時事ドットコム:うつ病診断に新手法=血液のDNA反応分析-徳島大 ▼関連ニュース徳島大学病院ではうつ病患者の血液の生物学的指標を発見しました...
View Article【2/9 クロ現】子どもの愛着障害についての友田先生の研究が扱われます
2/9のNHKクローズアップ現代で、子どもの愛着障害が引き起こす社会問題について扱われます。 放送予定 - NHK クローズアップ現代 いま、幼少期に周囲との信頼関係が育まれない「愛着不形成」に関する研究が進んでいる。脳の特定部位が萎縮を起こす、自己の行動抑制ができなくなるなど、「精神症状」や犯罪行動につながるメカニズムを解き明かそうというのだ。...
View Article貼り絵師 山下清に学ぶ「自閉症とサヴァンな人たち」
風景をそのまま記憶し、あとで精密な絵が描ける。何十年も前の日付と曜日をぴたりと言い当てる。何千冊もの読んだ本の内容をことごとく記憶している。...
View Article30万人の患者より1人の悲劇のヒロインが心を動かす理由
慢性疲労症候群の患者数はおよそ30万人、線維筋痛症の患者数はおよそ200万人と言われています。その患者数も関係して、新たな難病対策から漏れたとの報道があったのは、記憶に新しいところです。...
View ArticleNHKクローズアップ現代「愛着障害と子供たち」まとめ&関連情報
昨晩のNHKクローズアップ現代「少年犯罪の背景に何が “愛着障害”と子供たち」は、このブログでも何度も取り上げてきた、愛着障害に関する特集でした。さまざまな関連記事を紹介しながら、内容をまとめたいと思います。 一昨年、広島県呉市で、10代-20代の少年少女7人が、仲間の16歳の少女を暴行し、死亡させる残虐な事件がありました。その要因として指摘されているのが愛着障害という精神疾患だといいます。...
View Article【2/10】米国医学研究所が慢性疲労症候群の新しい名前を提案する
2015年2月10日、米国医学研究所(IOM)が慢性疲労症候群の新しい名称と診断基準を提案したというニュースがありました。 ほかの方のブログで内容を見たのですが、一応、わたしも確認しておこうと思って、ニューヨーク・タイムズの記事を訳してみました。 Chronic Fatigue Syndrome Gets a New Name - NYTimes.com...
View Article文学や芸術を創造する「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」
愛着障害についてのケースをたどっていくと、すぐに気づかされるのは、作家や文学者に、愛着障害を抱えた人が異様なほどに多いということである。…ある意味、日本の近代文学は、見捨てられた子どもたちの悲しみを原動力にして生み出されたとも言えるほどである。 文学以外にも、芸術の分野で名を成した人には、愛着障害を抱えていたというケースが非常に多い。(p183)...
View Article【2/13】ネグレクトの愛着障害は早期対応で回復する
ネグレクトによる愛着障害の問題についてのニュースがありました。記事タイトルは「発達障害」となっていますが、広義における「第四の発達障害」にあたるものであり、先天的な発達障害とは異なる反応性愛着障害の領域の話だと思います。 虐待児の脳の発達障害、里親での養育で改善:日経メディカル...
View Article子どものCFS(18歳以下発症の慢性疲労症候群)はどこまで治るか
一般に子どもの慢性疲労症候群(18歳以下発症)は治りやすいと言われます。実際に、完全に回復して人生を謳歌している人も少なくないのだろうと思います。 しかし一方で、わたしも含めて、ある程度までは治ったものの、完全な回復には至らない位置にいる人たちもいます。わたしの友人には20年来、そのような体調を抱えている小児期発症の患者も何人かいます。...
View Article【2/17】自閉症治療 30%効果の高いオキシトシン開発
自閉スペクトラム症(ASD)の研究で有名な金沢大学と北海道大学が共同で、オキシトシンの新しい化合物を作り、天然のオキシトシンよりも効果が持続することを確認したというニュースがありました。 自閉症 治療薬に弾み 金大など 新化合物効果確認:北陸発:北陸中日新聞から:中日新聞(CHUNICHI Web)...
View Article【2/22】NHKスペシャルで腸内フローラの特集―うつ病とも関連
NHkスペシャルで、腸内フローラ(腸内細菌叢)について扱われるそうです。 日時: 2015年2月22日(日) 午後9時00分~9時49分 NHKスペシャル|腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー...
View Article電磁波過敏症の新刊「最後の公害、電磁波に苦しむ人々」
昨年末、電磁波過敏症(ES)に関する新刊ルポ 最後の公害、電磁波に苦しむ人々 携帯基地局の放射線が出ていました。その内容がニュースになっています。 公害か自己暗示か…携帯基地局に苛まれる「電磁波過敏症」の孤独|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見 携帯電話がどこでもつながりやすくなることは、だれもが良いことと信じて疑わない風潮があります。...
View Article病気の子どもが幸せになるために親ができる3つのこと
■元気に学校に行っているはずの年齢にベッドで寝たきり■友だちは外で遊びまわっているのに、輪に入れない■人生で一番幸せな時期を、死んだほうがましだと思いながら過ごしている■将来の希望にわくわくするどころか、もう人生は終わったかのように感じている...
View Article【2/23】Webで読める週間女性 脳脊髄液減少症の高橋浩一先生の記事
週間女性3/3号に載せられた、脳脊髄液減少症の高橋浩一先生の記事が、Web上で読めるように公開されています。 年間1万人発症も認知度の低い「脳脊髄液減少症」とは? | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] 自ら死を選ぶ人もいる「脳脊髄液減少症」の恐怖 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム]...
View Article【2/23】難病指定されない線維筋痛症「痛む腕を切り落としたい」
線維筋痛症についてのニュースがありました。難病指定されなかったことについて、患者の鈴木綾子さんの体験を軸に、闘病の辛さが訴えられています。 「線維筋痛症」治療費支援なく:トピックス:中日新聞女性向けサイト:オピ・リーナ(Opi-rina) 鈴木さんは、7年前に線維筋痛症を発症されたそうですが、その痛みについて...
View Article慢性疲労症候群(CFS)と婦人科疾患の関係
慢性疲労症候群と婦人科系疾患に関するニュースがありました。 女性の慢性疲労症候群「閉経」で2.4倍 | Medエッジ ▼関連ニュース 慢性疲労症候群は早期閉経リスク│子宮の病気治療最新情報 研究は、2004年から2009年に米国ジョージア州で慢性疲労症候群の84人と健康な73人の合計157人の女性を対象としたものだそうです。 すると、以下のような点がわかったそうです。...
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