【理論編】 夜型のあなたが知っておくと幸せになれる5Tips
「夜型」という言葉にはあまり良いイメージがありません。「朝型」ばかりがもてはやされて、「夜型」の人は、自己管理が足りない、怠けていると非難されることもしばしばです。朝起きられず、ついつい夜更かししてしまう人の多くは、朝型になる方法を探し求めています。...
View Article【6/10】体内時計の乱れを調べる検査法
東京女子医科大学東医療センターの大塚邦明先生、山口大学時間学研究所 時間生物学 明石研究室の明石真先生が、体内時計や時計遺伝子についてコメントしているニュースがありました。 体内時計の乱れがさまざまな病気に発展すること、それを予防するための検査方法が確立しつつあることについて書かれています。 くらしナビ・ライフスタイル:体の中にも正しい「時」を- 毎日jp(毎日新聞)体内時計の時刻を調べる...
View Article【6/11】若年性線維筋痛症―大人とは異なる対応が必要
繊維筋痛症についてのニュースがありました。東京医大医学総合研究所所長の西岡久寿樹先生や線維筋痛症友の会 JFSA の橋本裕子さんといった、わたしも聞いたことのある人たちのコメントが載せられていました。 診断、治療の向上期待保険薬登場、診断基準も全身痛む線維筋痛症 医療新世紀 - 47NEWS(よんななニュース) 西岡先生や橋本さんは、以前に慢性の痛み対策 医学生、医師、医療職の為の動画コンテンツ...
View Article【6/11】精神科医が話す慢性疲労症候群
精神科医の方が慢性疲労症候群について書いておられる記事がありました。慢性疲労症候群が単なる気の持ちようではなく、確かに存在する、ということが、精神科の臨床の視点から書かれています。 香山リカのココロの万華鏡:「気の持ちよう」ではない /東京- 毎日jp(毎日新聞) 香山さんは次のように書いています。...
View Article天才たちの共通点「認知的脱抑制」―創造性の源? 疲労の原因?
ノースダンプリング島に「王国」を作った奇妙な発明家ディーン・ケーメン、道ばたのタバコの吸殻を拾ってパイプに詰めたアインシュタイン、墓の中からのインスピレーションを信じていたロベルト・シューマン。「ナントカと天才は紙一重」なエピソードには枚挙にいとまがないものです。 天才と呼ばれる人たちの発想のと奇抜さの源は脳のフィルター機能の弱さにある。そう述べる研究が日経 サイエンス 2013年 06月号...
View Article【6/14】不登校の子どもと睡眠時間
子どもの睡眠時間をチェックする福井県若狭町三宅小学校の取り組みについて、兵庫県リハビリテーション中央病院子どもの睡眠と発達医療センター特命参与の三池輝久先生がコメントしています。 不登校の原因に睡眠時間の乱れ関係 三宅小で調査、改善指導で減少 社会 福井のニュース :福井新聞...
View Article【6/14】睡眠薬を飲んでいる人のための40のQ&A
睡眠薬の長期服用は、依存や離脱症状を招くとして、国立精神・神経医療研究センターの三島和夫先生の研究班が使用指針をまとめたそうです。 三島先生はこのブログでも何度か紹介している、睡眠医療の専門家です。(ドクターズガイドの三島先生のページ) 研究班には生体時計の研究で有名な大塚邦明先生の名前もありました。 睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン_final-PR版 -...
View Article【7/9】孤立しないことも治療法の一つ
起立性調節障害の質問に 日本大板橋病院小児科の藤田之彦先生が回答している記事がありました。 朝日新聞デジタル:(どうしました)頭痛・倦怠感で学校行けず 藤田之彦さん 血圧を上げる薬を処方してもらったが、改善しないという質問に対して、「体の病気」であると理解すること、生活習慣を変えること、子どもを信じて見守る姿勢が大切と回答されています。...
View ArticleCFSは錆びついた重いレバーに似ている
先日、同じ病気の友人2人とその家族と会いました。なかなか外出するのも大変なのですが、診察の日にちを合わせることができ、病院で落ち合うことになりました。 以前のエントリで、仲間と過ごすひとときは、見知らぬ土地で懐かしい友人と出会えたかのようにホッとするということを書きました。...
View Article【7/12】毎年、タバコによって国が一つ消滅している
WHO(世界保健機関)の統計によると、たばこによる死者は世界で600万人/年に上るそうです。600万人というと、デンマークやフィンランドの人口より多い数です。毎年、タバコによって国が一つ消滅しているということもできるかもしれません。 喫煙による死者、年間600万人 WHO統計 :日本経済新聞 ▼関連ニュース 喫煙による年間の死者は600万人、WHO 国際ニュース : AFPBB News...
View Article子どもの頭痛についての本
2013年8月号の小児科診療vol.76「小児の頭痛-診かた・考えかたの実践-」に小児慢性疲労症候群や若年性線維筋痛症の頭痛について載せられているようです。 診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療 専門書なので、わたしは読む予定はないのですが、目次によると、頭痛に関連する諸病態として、 起立性調節障害と片頭痛 /吉田誠司・他 若年性線維筋痛症と頭痛 /宮前多佳子 小児型慢性疲労症候群と頭痛...
View Article見かけから分かることと実情は異なる
病気を経験することと、病気から学ぶこととは、まったく別です。わたしは最近、そのことをじっくり考えています。 「喉元過ぎれば熱さ忘れる」という言葉があります。困っているときには教訓を学んだように思うが、辛い状況から解放されると、学んだ益をすっかり忘れ去ってしまうことです。...
View Article【7/16】子どもの線維筋痛症とコエンザイムQ10
東京工科大学の山本順寛教授らと横浜市立大学医学部小児科の研究によると、子どもの線維筋痛症(FM)では、血漿酸化ストレスマーカーが高く、高コレステロール血症の状態にあり、コエンザイムQ10の投与で改善することがわかったそうです。 大学プレスセンター - 「小児線維筋痛症」が、コエンザイムQ10の欠乏で起こることを発見――東京工科大学 ▼関連ニュース...
View Article【7/18】コエンザイムQ10が慢性疲労症候群に効果的(二回目)
還元型コエンザイムQ10が慢性疲労症候群を改善するという二度目の報告がありました。表題ではコエンザイムQ10ですが、“還元型”であることには注意が必要かと思います。 コエンザイムQ10の摂取が慢性疲労症候群を改善させる - カネカなどが確認 | 開発・SE | マイナビニュース ▼関連ニュース 慢性疲労症候群に対する還元型コエンザイムQ10の改善効果について | 最新情報 | 株式会社カネカ....
View Article【7/18】健康科学イノベーションセンター(CHSI)が26日にOPEN
このブログでも以前取り上げた健康科学イノベーションセンター(Center for Health Science Innovation : CHSI)のオープンが近づき、ニュースになっていました。 健康科学推進の拠点が大阪に - 医療介護CBニュース - キャリアブレイン...
View Article【7/20】どんな未来、生き方を選ぶか
化学物質過敏症(CS)の高橋さんについてニュースに書かれていました。 化学物質過敏症、便利さのひずみ 症状苦しむ女性、呼吸困難も 社会 福井のニュース :福井新聞 記事の中で高橋さんは次のようなコメントを述べておられました。 化学物質は世の中を便利にした一方で、多くの犠牲者を生んでいる。どんな未来、生き方を選ぶか、考える参考にして...
View Article【7/25】人間に備わる超越感覚
日経サイエンスの最新号に、人間に備わる五感以外の感覚、「超越感覚」について書かれているそうです。特にこのブログと関係ある話題ではありませんが、最近読んだ本に書かれていた内容なので目に留まりました。 五感を超える? 人間の持つ「超越感覚」の正体 :日本経済新聞エコーロケーション...
View Article【7/26】概月時計が睡眠時間の長さに関係
人間の睡眠パターンは月の満ち欠けに呼応していて、満月の夜には平均20分間睡眠時間が短くなるという研究がありました。睡眠には、概日時計だけでなく、概月時計も睡眠に関係していると書かれています。 ニュース - 科学&宇宙 - 満月の夜、ヒトは睡眠不足になる - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ) ▼関連ニュース 眠れない夜は満月のせい、睡眠への影響初めて解明-研究報告 –...
View Article【7/27】疲労度計で体調測定
グランフロント大阪、ナレッジキャピタルにオープンした健康科学イノベーションセンター(CHSI)に、『「疲労度計」を使って、その日の体調などがデータで把握できる体験スペース』が設けられるというニュースがありました。 疲れたまってます…うめきたで市大が疲労の研究 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)...
View Article【7/30】幼い子に病気のママのことを伝える絵本
福岡市の医師であり、多発性硬化症と自己免疫性肝炎の患者でもある阿部円香さんが、ママ、なんで? びょうきのママにききたいのという絵本をつくったというニュースがありました。 【人の縁の物語】<27>ママの病気 絵本で伝え 難病の阿部さん 子ども向けに説明本 - 西日本新聞 幼い我が子に病気のことを易しく伝えるための絵本だそうです。...
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